DIYで作業小屋兼BBQ小屋、ウッドデッキを丸ごと作る!①【基礎設置(束石設置)・土台・床編】

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StockRockことストロクです!
自分の名称が長すぎるので、これを機会に略させていただきましたw
普段はYouTubeにて動画配信をしていますが、これから動画では伝えきれないアレコレをブログ内で公開していきたいと思っています!

記念すべき初投稿の内容は…

やはり作業小屋でしょう!

ということで、かれこれ10年以上前になりますが、当時の思い出話として徐々に書き記していきたいと思います!

作ろうと思ったきっかけ

マイホームを手に入れ、庭でDIY&BBQをやりたいということで、意気揚々とウッドデッキを作成しましたが、早速問題が発生しました…
①雨の日は全く意味なし
②どーせなら冬にもBBQやりたくね?

ということで、ウッドデッキをわずか1シーズンで解体し、作り直すことになったのでした…
ちなみに小屋だけを新しく建てなかった理由は土地の有効活用の点です。
敷地の裏面が法面になっているのですが、ウッドデッキを法面の上に作り直しセットバックさせ、なるべく作業小屋を大きく作ろうという魂胆なのでしたw

いざ、建築開始!

基礎を設置している様子

写真のように水糸を張りながら基礎(束石)を設置していきます。
ちなみに基礎の設置個所は小屋・ウッドデッキ共に4隅のみです。
え?少なくないかって?
土台を頑丈な材料で作れば大丈夫です(ΦωΦ)
土台については後述しますが、基礎の設置個所を少なくするのには理由があります…
それは『手掘り作業がキツすぎる!』ということです。
いやこれが冗談抜きでキツイです…

凍結深度のお話

凍結深度という言葉をご存じでしょうか?
マイナス気温になる地域に住んでいなければ関係ない話なのですが、読んで字の如く、冬場に地盤が凍結した時の凍結する地盤の深さを示す数値です。

例えば凍結深度が30cmであれば地表から30cmの深さまでが凍るということですね!
この凍結深度は各地域毎に設定されていて、地盤が凍ってしまうと膨張し、下から押し上げる力が働きます。この自然の力は物凄く、基礎の上にウッドデッキがあろうが建築物ごと持ち上げますw
ですが春になると溶けるので、元に戻りそうな気がしますよね?
答えはNOです。
いえ、正確には奇跡的に元に戻ることもあるでしょうが、盛り上がったままだったり、下がってしまったりと不規則にメチャクチャになります…
ですので、基礎を設置する前に必ずお住まいの地域の凍結深度のチェックはしましょうね!

ちなみにストロクが住んでいる北国の地域は60cmとなっております…
はい、60cm以上掘らなければならないということです。
しかも土地探しの段階で地盤が良い土地を購入しています…そうです、めちゃくちゃ固いんですw
かれこれ他の建築物も含め20個所ぐらい掘っていますが、酷い時には50cm超の石が埋まってます…
石を取り出すことで、予定より深く掘れることになってしまい、120cmの深さの穴が開いたこともありますw

掘ってみたら途中で塩ビ管が出てきてしまったことも…

束石の設置

束石の設置は…
①穴を掘る!気合です!
②砕石を投入する!
③空練り寄りのモルタルを敷く!w
④束石を乗せる!
⑤束石をグリグリ動かして高さ&位置&水平を調整する!
ザックリこんな感じですw

②の砕石は深く掘った穴に投入します。
え?凍るから掘ったのに砕石入れるの!?
って思ったかもしれませんが、砕石は水を含みにくいため凍らないのです!(正確には膨張しない)

そして③の「空練り寄りのモルタル」ですが、空練りとは「水を混ぜてない状態」を言います。
実際には砂煙が舞ってしまうのと、強度の問題もあり少量の水を入れますが、あまり水分は入れないようにします!
モルタルにしろコンクリートにしろ「適正な水分量」じゃないと強度が出ないのですが、⑤の設置が圧倒的に楽になるので、この状態で使用し、設置完了後に水を撒きますw
水を撒いた後、混ぜれないのでかなり邪道な方法となりますが、その昔、本家の石屋さん(道路の縁石設置したりする専門の人達です)に教えてもらいましたw

例えば凍結深度が60cm、束石の大きさも60cm、束石の頭を30cm出したい場合
①65cm掘る!
②砕石を30cm分入れる!
③空練りのモルタルをドサッと入れる!
④束石を投入してグリグリとツイストさせて高さ調整&水平出し!w
こんな感じで高さ調整します(ΦωΦ)

最後に束石の周りには「適正な水分量のモルタル」をテキトーに入れて、ある程度固まってから埋め戻ししましょう!

そんなこんなで土台の設置!

作業小屋の土台設置状況

なんで土台が緑色なのか?
実はこの時から外観の色を検討していたのでしたw
どーせ見えなくなるし、防腐処理もしなきゃならんということで、丁度良い実験台ですよね!
破風の部分とか緑もいいかなーって。結果却下しましたがw

それはさておき…
ここで基礎の数が4箇所で良い理由が明らかになります(ΦωΦ)
写真では分かりづらいかもしれませんが、全て2×10材で組んでいるのです!
そして外周部分は2枚重ねですねw
これプラス…

床材を張り終えた様子

床材は24mm厚の根太レス材です!
これで飛び跳ねても大丈夫!
建築してから10年以上が経過しておりますが、まだ何のトラブルも起きていません٩( ”ω” )و
似たような工法でウッドデッキも作成しているので基礎は4箇所で済んでます!

余談ですが、実は床材を張る前に断熱材を敷き詰めてあります٩( ”ω” )و
写真は残っていませんでしたが…w
土台内の大きさに切って挟めていく感じです!
念のため釘かコーススレッドで受けを作ったのは記憶に残ってます…
ちゃんと写真撮っておけばよかったなー(^^;)

まだまだ先は長いので今日はここまで!

続きが気になる方は先に内観をどうぞw

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それではまた!

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