ガイドフェンスとホールドダウンクランプの追加で卓上ボール盤はもう不要!?

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ドリルスタンド最終進化!自作治具ホールドダウンクランプとアルミフェンスで君も穴あけマスター!【激安中華ドリルスタンド×HIKOKI(ハイコーキ)電気ドリル】【1個400円でdiy】

前回はドリルスタンド本体の作り方を解説しましたが、さらに使いやすく快適にするため、アルミフェンスとホールドダウンクランプを追加していきます٩( ”ω” )و

さらに神コスパ確定!?激安中華ドリルスタンド×HiKOKI(ハイコーキ)電気ドリル【D10VH2】の進化系!diyで卓上ボール盤にグレードアップ!
本体の作り方を詳しく見たい方はコチラ!

使用しているドリルスタンドと電動ドリルは下記より!

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トラックレールを有効に使う!

トラックレールを取り付けることで、様々なツールが使用できるようになります!
また、自作の治具を作成したり、思いもよらない用途で使用出来たりと、まさに使い手のアイデア次第!
夢が広がるツール…それがトラックレールですw
今回はトラックレールの利用方法としてはオーソドックスな『ガイドフェンス』と『ホールドダウンクランプ』を安く作れる方法をご紹介します٩( ”ω” )و

あ、そうそう、ちなみに取り付けたレールは市販されているクランプ等も勿論使用できますが、使用ボルトのサイズには注意してくださいね!
前回取り付けたレールはM6サイズが使用できます٩( ”ω” )و
※ナットの変更でM5等も対応は可能。

自作ホールドダウンクランプの作り方!

できるだけ安く手に入れたい!ということであれば自作一択٩( ”ω” )و
前述した通り、本体に組み込んだトラックレールに合うボルトサイズはM6ですので、M6のボルトを準備します!

トラックレールにボルトは必須!

上記写真では1mの寸切りボルトを用意してますが、当然ながらカットが必要になります。
カットが面倒な方は、短いサイズの寸切りボルトを複数購入する形でもOK!
長さは5cmが2本、あとは7cm程度の物がホールドダウンクランプの個数分準備できれば、とりあえず大丈夫です!
用途によっては長いボルトが必要になる場合もあるので、そこはお好みで…

1mのボルトを色々な長さに切り分けました!

切り分けたボルトが、トラックレール上を走れるようにするためにレール用のナットを使用します!
トラックレール同様『ミスミ』で購入した物で『STナット』という名称で販売されていました。
ナットの種類には『先入れナット』や『後入れナット』、さらにはバネ付き等も存在しますが、今回使用するナットは『先入れナット』の中で最もオーソドックスなタイプとなります。

トラックレールにピッタリはまる!

先ほど切り分けたM6ボルトとレール用のナットを金属用接着剤で接着します。
使用した接着剤はセメダインの『メタルロック』という2液混合タイプの物を使用しています٩( ”ω” )و
使い方は簡単!
2つの液体を1:1の割合で混ぜ合わせ、接着箇所に塗布するだけです。
混ぜ合わせる際には、小さめの廃材にマスキングテープを貼り付けて、その上で混ぜ合わせると良いです!
余談ですが金属の接着にはいつも『メタルロック』にお世話になっております!

ボルトとナットを接着している様子

ボルトとナットを接着する際には、ナットの下からボルトが飛び出ないように接着してください。
若干凹みがあるくらいでOKです٩( ”ω” )و
逆に飛び出てしまうと、トラックレールに傷が付くばかりか、最悪の場合レールにハマらなくなります…

全てのボルトにナット接着完了!

ボルトにナットを接着したら準備OK!
あとはトラックレールに装着し、ボルトに『何かしらの物』を通して、上から『ノブ』で締める形になれば『ホールドダウンクランプ』の完成です!
すごく単純な構造なのですが、『何かしらの物』と『ノブ』…この2点に何を使うか?
ここを考える必要があります。

『ノブ』はドリルがあれば簡単に作ることができます。
作成したドリルスタンドがある現状を考えればハッキリ言って楽勝です。
問題は『何かしらの物』に何を使うのか?
木材から制作することも勿論できますが、如何せん面倒臭いw
ということでホームセンターで売っている物を使用します٩( ”ω” )و

ホムセンに3種類のサイズが売ってます

もう既にホールドダウンクランプっぽい形状で、尚且つ加工がしやすい物、極めつけは安い物を探した結果、もうこれしかないだろうという結論に至りましたw
そうです、木製の『棚受け』です!
若干強度が心配ではありましたが、何の問題もなく使用できますのでオススメです!
詳しい加工方法は後述しますが、L字になるように左右の長さを不揃いにカットし、真ん中にボルトが通る穴を開けるだけで使用できます٩( ”ω” )و

ノブの作り方


あとは『ノブ』ですね!
ノブはホムセンに売っているプラスチックのノブを使用するのも安くて良いですが、せっかく躯体を木製にしたのでノブも木製にしたいと思います!
使用した材料はドリルスタンド本体作成時に使用した『18mmパイン集成材』の切れ端です!
これを使用して直径5cmのノブを作っていきます٩( ”ω” )و

①まずコンパスの幅を半径の2.5cmにして直径5cmの円を描きます。
②そのままのコンパス幅で、描いた円線上にコンパスの針を落とし、回転させて円線上で交わる場所(2箇所)に書き込みをします。
③先ほど交差させた線上にコンパスの針を落とし、同じ事を1周するまで繰り返します。

すると下記写真のように6箇所の交点が出来上がると思います!
※円が2つあるのは気にしないでねw大きい方ですw

材料は18mmパイン集成材の切れ端を使用

④この交点に10mmの穴を開けていきます!

すると下記写真のような状態になり、ノブに凹凸ができるので握りやすくなります!

⑤5cmのホールソーで円状にくり抜きます!

ドリルスタンドがあれば安定した作業ができる

⑥くり抜いた材料にM6サイズの爪付きナットや鬼目ナットを取り付けるため、中心に8mm穴を開ける!
 ※穴開けサイズは鬼目ナットの種類による

そうすると下記のような状態になります٩( ”ω” )و

穴開け加工終了!

⑦爪付きナットを打ち込んで完成٩( ”ω” )و

クランプ本体の加工

先ほど紹介した木製の棚受けを、任意の大きさでカットします。
今回は大きい物と小さい物を作成しましたが、ほとんど小さい方を使ってるかな?
小さい方のサイズはというと、1方を5cm、もう1方を10cmの長さでカットしました٩( ”ω” )و

左右の長さを変えるのがミソ!

カットした物は角が立ってしまっているので、ヤスリで角を丸めて、中心にボルト挿入のための穴を開けます…はい、これで完成ですw
補足としてボルト挿入のための穴ですが、ちょっと余裕をもたせて可動域を広げるために、ドリル穴を3つぐらい繋げる感じが宜しいかと思います!
最後にちょっとした味付けとして、今回はオイルステインで塗装もしてみました٩( ”ω” )و

※写真はヤスリ&塗装前

ヤスリ掛け&塗装前にしっかりクランプできるかチェックしました!
結果は良好で、がっちりクランプできます٩( ”ω” )و

アルミフェンスの取り付け

ミスミで購入したアルミフェンス

次にアルミフェンスを取り付けていきます!
アルミフェンスは同じ位置に連続して穴開けする場合にとても重宝します!
例えば幅5cmの材料で、端から2cmの位置に複数の穴を開ける場合、1か所だけ2cmの位置に合わせてあげれば、あとはガイドに沿って材料を動かすだけで、ずっと2cmの位置がキープできます٩( ”ω” )و

同じ幅で材料が送れるようになる

使用するアルミフェンスはまたもや『ミスミ』製。
だって安いんだもん。w
長さ40cmのアルミフェンスを320円で購入しております٩( ”ω” )و

取り付け方法ですが、レールの間隔に合わせて2か所M6のボルトが入るようにするだけです!
若干余裕をもたせるために8mmサイズで穴を開けました!

穴を開けた様子

あとはナット付きのボルトを通して…

本体に取り付けた様子

ノブを2個使って固定!

ノブで固定!

これで任意の位置でアルミフェンスを固定することが出来ました!٩( ”ω” )و

完成!

最後にヤスリ掛けや塗装を施し完成となります!٩( ”ω” )و
複数のノブ・クランプを作成しましたので、全部乗っけると上記写真の状態になりますw
今回使用したアルミフェンスはレールの役割も担うことができますので、アルミフェンス本体にクランプを取り付ける事も可能です!
アイデア次第で色々な使い方ができますので、是非とも作成して遊んでみてほしいと思います!٩( ”ω” )و

またYouTubeではより詳しい内容で説明しておりますので、気になる方はご覧あれ!

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今日はここまで!
それではまたっ!

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