【これが4,700円⁉】アリエクの安いプランジベースにマキタのパクリトリマーを取り付けたら幸せになれます!

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【これが4,700円⁉】アリエクの安いプランジベースにマキタのパクリトリマーを取り付けてレビュー!これは幸せになれます!【DIY電動工具】

トリマーを簡単にグレードアップできる『プランジベース』
とても便利な代物ですが、お値段が高い!( ゚Д゚)

お値段以上なのか?

それを考えると中々手を出しにくい商品ではありますが、安かったらどうでしょう?
そんな夢を叶えてくれるのが今回紹介するプランジベースになります(ΦωΦ)
それでは使い方も含めていってみよう٩( ”ω” )و

そもそもプランジベースって何なの?

一言でいうと『ルーターのような安定性と機能を追加で得られる物』と認識してもらえれば問題無いです!
ただし『ルーターには成り得ません
ここがミソ。

そもそもルーターとトリマーの違いは、見た目はもちろん『切削のパワー』や『安定性』が大きく異なり、基本性能はルーターの方が上なのです。
プランジベースを取り付ければ安定性や機能性はカバーできますが、パワーだけは後付けではどうにもならねっす。

左がルーターで右がトリマーですが、明らかにルーターの方がパワー&安定性がありそうですね(ΦωΦ)

じゃールーター買った方が良いんじゃね?

そう思った方も多いと思いますがトリマーにも利点はあります!
それは取り回しの良さ(軽さ)とお値段ですね!

窓部分をくり抜く作業等、取り回しを重視する機会は沢山ありますし、固い木材を使用した家具作りではパワー・安定性が重要になります。
結局は用途によってどちらを選ぶのかが変わってきますが、一般的なDIYであればトリマーで十分です!
とはいえ少しでも安定性を向上させたい場合や、ルーターの機能に憧れる場面も出てくるのが事実です(^^;)
いや、別に無くても出来るんですけど…人間は欲望の塊なのでw
そんな時に手持ちのトリマーを手軽にグレードアップできるのが『プランジベース』になります!
手軽さは値段によるけどね!

紹介するプランジベース

今回紹介するプランジベースは視聴者様から紹介していただきました!
アリエクスプレスで売っている、何か見覚えのあるデザインのプランジベースになりますw

プランジベース本体

お値段はなんと…

約4,700円!

この値段でプランジベースの機能が手に入るのであれば、かなりコスパに優れた商品ということになりますね!
というか既に見た目がお値段以上でビックリしました(^^;)

本体の他に『集塵ノズル』も付属しております(ΦωΦ)

集塵ノズル

こっちは逆にバリだらけw
プラスチックも薄く非常にチープな集塵ノズルです(^^;)

あとはボックスレンチ

これはトリマー本体を固定するレバーの締め込み具合を調整するための物です。
この辺りの付属品は定番ですが、あれば親切ですね!
商品の内容物は以上になります。

取り付け方

今回取り付けていくのは以前紹介したDrillproのマキタをパクったトリマーです( ゚Д゚)

まずはプランジベースのロックレバーを起こします!

次にトリマーからベースを取り外します!

トリマー本体の溝と…

プランジベース内側の突起物を合わせるようにして…

差し込みます!

あとはプランジベースのロックレバーを倒すだけですね!

この時にロックレバーが固すぎたり緩すぎる場合は付属のレンチでロックレバーのボルトを回して調整してください!

これで取り付けは完了です٩( ”ω” )و

使い方

基本操作

先程の画像を使いまわしますが、本体ロックレバーの隣りにトリマーの上下運動をロックするロックレバーがあります!

これがロックされた状態ですね!
※ちなみにロック状態で届きました。

レバーを反時計回りに回すとロックが解除されます!

フリーの状態になると上下運動が出来ます!

これで安定して材料の途中から溝を掘り進めることが出来ますね!
いや別にトリマー単体でも出来るんですけど…
作業性&安定感は抜群に違いますよ!

上記画像の右側にある蝶ネジを回すとガイドをスライドさせることができます!
ここにトリマーのストレートガイドが取り付けられるのですが、ボッシュ製・マキタ製、両方の取り付けが可能でした!

ストレートガイドを取り付ける事によって、材料に沿って溝堀が可能です(ΦωΦ)

深さの調整

プランジベースは決められた深さまでしか下げれないようにすることが出来ます!
切削深さの調整方法は覚えるまでが少々面倒ですが、慣れると非常に便利です!
というかこれが出来ないとプランジベースの大半の機能が失われますw

①まずはボルトが刺さっている部分にノブがあるので反時計回りに回して緩める

②緩めた状態で真ん中のボタンを押しながらボルトを引っこ抜きます
 ※慣れれば抜かなくても良いです

③上下運動を固定するロックレバーを解除します

④ビットを付けた状態でプランジベースを下に押し込み、材料や作業台に突き当てる

⑤突き当てた状態でロックをかける

⑥自由に回る3種類の深さ調整ネジから深さ設定したいネジを1つを選択する

⑦選択したネジが下にある状態でボルトを元に戻してネジに突き当てる

⑧ボルトのロックを時計回しに回して締めます

⑨赤い傘を『0』目盛りに合わせます

⑩再度ボルトのロックを緩めてボタンを押しながら『調整したい深さの分』ボルトを引き上げます
 ※今回は3mm引き上げます

⑫ボルト自体を回して微調整

右に回すと切削深さが『浅く』なり、逆に左に回すと『深く』なります!
ちなみに1回転で1mmボルトが動くようになっていて、目盛も付いているので調整はしやすいですね!
今更ですが設定する切削深さが浅い場合は最初からこれで調整した方が早いです( ゚Д゚)w

⑪最後にボルトをロック

これで切削深さの調整は完了です!
残り2箇所の調整ネジを使って同様の作業を行うと、3つの深さを設定できます(ΦωΦ)
3mm・6mm・9mm…というように、3mm毎に深さを設定して徐々に掘り進める場合には非常に有効ですね!

使ってみる!

まずはプランジベースのウリでもある『材料の途中』から掘り始めて、ガイドを取り付けて真っ直ぐ掘ってみました!

指定した深さ(突き当たり)まで押し下げてロックをして進めるだけ…
いや~、これは楽チンですね(ΦωΦ)
これなら誰にでも材料の途中から綺麗に掘れます!

次に集塵ノズルを取り付けてみます!
マキタのプランジベース用集塵ノズルも購入したのですが、形状が違いすぎて入りませんでした( ゚Д゚)

左がマキタ製、右がプランジベース付属の物です。。
全く違うw

しょーがないので付属のノズルを取り付けたのですが、底面が少々出っ張りますね(^^;)

定規を当ててみるとノズル側の底面が微妙に出っ張ってます…( ゚Д゚)
今回のテスト時はこのまま使用しましたが、後ほどノズルと底面を平面出ししました!
少々面倒ですが、ヤスリを敷いてゴリゴリ削りましょうw

集塵機を接続すると切り屑を吸ってくれるのでストレスフリーです!
ショボい集塵ノズルですがしっかり機能はしますね!

フリーハンドで削ってみましたが、とっても楽しく削れます!
間違いなくトリマー単体より『安定性』『操作性』『正確性』が増しました٩( ”ω” )و

総評

ハッキリ言ってこれで十分ですw
購入してから5か月が経過してますが使用率も高いです!

ただし初期状態ではベースに若干のカタつきがあるのと、集塵ノズルを取り付けると底面が出っ張る弱点があります。
そこを修正する手間は少々面倒ですが、価格が約4,700円だったことを考えると…

いやこれ破格でしょw

あまりに便利すぎたのでサークルカット治具も作ってしまう始末。

【脱着簡単】サークルカット治具の作り方!※メインはプランジベース用です【DIY治具】

これはまたブログでも紹介しますが、是非動画も見てくださいね(ΦωΦ)

不満点は上下運動をロックするロックレバーの構造かなー?
慣れてしまえば使い辛くもないんだけど、決して使いやすくもないw
あとは集塵ノズルを取り付けるとガイドが挿さらなくなります( ゚Д゚)
これもちょっとした加工で修正できるのですが…
詳しくは上記の『サークルカット治具』動画をご覧ください٩( ”ω” )و

今日はここまで!
それではまた!

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