チップソー切断機はとっても便利!高儀 EARTHMAN CS-100TA

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どっちが早い?グラインダーVSチップソー切断機!高儀 EARTHMAN CS-100TA【DIY電動工具】

はいどーもストロクです!
結構前の動画になりますが、高儀『EARTHMAN』シリーズのチップソー切断機をご紹介させていただきました!
動画内ではグラインダーとの切断速度を比較してみたのですが、本記事では『その後どうなの?』ってことを加えてお伝えできればなーって思っております٩( ”ω” )و

チップソー切断機を購入した理由

DIYをしていく中で『金属』を切断する機会は意外とあるかと思います!
自分がよく切断するのは圧倒的にボルトが多く、欲しい長さのボルトを購入できれば問題ないのですが、『もう少し短ければ…』っていう時が多々あるんですよねー。
そもそも自分はm単位で購入しますので100%カットが必要です…そのほうが安いのでw

チップソー切断機を購入するまでは主にグラインダーでカットしてました。

かなり年季の入ったグラインダーです

作業自体は慣れれば簡単ですが、それなりに危険も伴いますし、なにより時間が掛かるんです(^^;)
カット後もナットがキチンと回るように調整したり…

こんな感じで『カット数がどんどん増えて煩わしくなった』というのが大きな購入理由です( ゚Д゚)
一言でいうと『グラインダーめんどくせっ』ってことです。

これを解消するために目を付けたのがチップソー切断機(ΦωΦ)
グラインダーは砥石で削りますが、チップソーを使用した切断機はその名の通り『切断』します。
ここが大きな違いとなりますので詳しくご紹介していきます!

高儀 EARTHMAN CS-100TA

チップソー切断機は各社発売しておりますが、本機を選んだ理由は『値段』です。
もうこれに尽きます。
これ以上でもこれ以下でもありませんw

1万以上の機種がザラに存在する中で、コイツの価格は約6千円
角度切りができる機種とも迷いましたが、『ボルトを切るのがメイン』の自分にはこれで十分という判断ですw
購入したのはAmazonのタイムセール時ですが、定期的に安くなっているようです↓

使用方法

収納時は安全のために刃が下りてますので、まずはロックピンを外してハンドルを引き上げます。

あとは電源コードを接続してハンドルにあるスイッチを押せば刃が回転するのですが、そのまま切るのは危険なので材料をバイスで固定します。

バイス上部にはネジが切ってあるカバーが付いています。
『クイックリリース』なんて呼ばれている機能ですが、このカバーを上げたり下げたりしてバイスの動きをコントロールします(ΦωΦ)

上げた状態

『材料を挟める時』にはカバーを下ろし、『素早く固定を解除したい時』はカバーを上げる感じです!
動きとしては…

【カバーを下ろした状態】

ノブを押し込むことはできますが『引けません』
※ノブを反時計回りに回して緩めることは可能です。

【カバーを上げた状態】

フリーの状態になりますので、一気に引っこ抜けます

この機能を駆使して材料を挟んでみましょう!(駆使ってほどじゃないですけどw)
※木材をセットしていますが本機は金属用です。

①カバーを下げた状態で押し込んで材料に突き当てる

②ノブを時計回りに回して締め込む

これで固定が完了です٩( ”ω” )و
切断後、ノブを回して戻すのは大変なので…

③ノブを反時計回りに回して若干緩めたらカバーを上げてノブを引っこ抜く

こんな使い方になります٩( ”ω” )و

角度調整機能

角度調整ができる機種と迷った…と言いましたが、一応本機も可能です。一応。
バイスの受け側が付属の六角レンチで角度調整が出来るようになってるんですねー。一応w

正直90度の角度調整後は触ったことがないです…
そもそも90度がズレてたから目盛りはあてにならないです( ゚Д゚)
自分の用途だと全く問題が無いですが、正確な角度切りを求めている方には本機はオススメできませんねw
でもこの機能のおかげで90度の調整は出来ましたので無いよりはマシかなー?

ちなみにここで90度を調整しても、もう一方がズレてるので正確なカットは不可能ですw

ベースに対して刃が曲がっているのが分かるかと思いますw
なのでバイス側は調整できますが、どっちみち正確なカットは出来ない…ということになります( ゚Д゚)
これが許せない方は高価な機種を選んだ方が良いかもね?
もしかしたらバラせば調整可能かも…ですが、自分はそもそも精度を求めていないのでこれで全然OKです!
パッと見は分からんし、相手がボルトだとどーでもいい( ゚Д゚)

カットしてみる!

実際の切断スピードをまとめてみました!
※カットの際は必ずバイスで固定しましょう!

【M8ボルト】

約5秒で切断可能!

グラインダーでカットするとナットが入るように調整する事が多いですが、チップソー切断機はカット面が綺麗で百発百中で入ります!

これがマジで楽です…グラインダーさよならグッバイ。

【2cm角パイプ】

約6秒で切断可能!

こちらも余裕で切断できますね!
切断スピードはM8ボルトと大差なかったです(ΦωΦ)
やっぱり切断面が非常に綺麗ですよね~!

手持ちグラインダーだとこうはいきません!
直角はちゃんと出てないと思いますが…この程度なら良くね?

【L型アングル】

サイズは3cm×3cm、厚みは3mmの鉄鋼材になります(ΦωΦ)
こちらは約18秒で切断可能!

切断面もやっぱり綺麗!

これが18秒で切断可能なのであれば十分ですね!
ちなみに『高速切断機』でもこうはいきませんよ?
圧倒的にチップソー切断機のほうが速いので、個人的に一般的なDIYで使用するならば『高速切断機』の購入はオススメしておりません
カット数がプロ並みに多いということであれば、チップソーより切断砥石の方が圧倒的に安いのでランニングコストを考えて『高速切断機』を選択するのもアリ。
精度は高いですしねー!

購入してから10か月経った今思う事

率直な感想をお伝えすると『買ってよかった』です٩( ”ω” )و
むしろ『なんでもっと早く買わなかったのか…』とさえ思ってしまいます( ゚Д゚)
本機の良い点・悪い点を分けて考えると下記の通り。

【良い点】

・切断スピードが圧倒的に早いので、時間・労力ともに節約できる。
・圧倒的なコストパフォーマンス。安すぎだろこれ。
・精度はそれなりだが、結果的にグラインダー単体より精度は高い。
・DIYには適度な大きさなので場所も取らず持ち運びも楽。軽い。
・チップソーなので火花が飛び散らない。

【悪い点】

・火花は飛び散らないが鋭利な切り屑が出る。肌の露出は避けましょう。
・作りがチープで正確性を求めると精度に欠ける。
・切断砥石より替え刃が高い。グラインダー用の砥石なんて100円で買える。
・ブレーキ機能がないので切断終了後も惰性で回る。

【結論】

久しぶりに5点満点で評価してみます٩( ”ω” )و
※あくまでもDIY目線で評価します。

コストパフォーマンスは圧倒的に良く、これ以上安い機種は見当たりません!
ここは満点の『5』

精度は残念ながら低いですが、DIYでの金属切断においてそこまで重視する項目ではありません。
でも厳しく評価して『2

切断能力は単管パイプも切れるということでDIYで困るようなことは無いでしょう!
ただしもう少しだけ余裕を持ちたい感じではありますね…
刃径が大きくなるとランニングコストは上がってしまうのですが(^^;)
ということで『4

耐久性はあまりの金額の安さから『1年持てば良いんじゃね?』って精神で購入しましたが、壊れる気配は全くありませんね!
使い方にもよりますが、『高負荷』にならないように『材料に軽く当て』『ゆっくり切断』することが長持ちの秘訣です!
自分の使い方だと2年以上は持つのではないかと思っています(ΦωΦ)
ということで『3

良くも悪くも『プロ用』ではないのですが、オススメ度としては満点ですね!
ということで『5』

総合評価は…『3.8』

以上の結果となりました!
コイツはかなりの時間を節約してくれているので、時間をお金で買ったと思えば更にコスパが良く感じますw
マキタ製を買うのも勿論良いですが、仕事で毎日使うならまだしも趣味で使うならオーバースペックなんですよね…
本機が4台~5台買える金額なので( ゚Д゚)
それなら別の電動工具が欲しいですw
金属切断を『簡単』かつ『気軽』に行いたいという方、最初の1台にはうってつけだと思いますよ!

今日はここまで!
それではまた!

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