この記事は【2WAYテーブル本体編】の続きです!
まだ読まれていない方はこちらからどうぞ↓
前回作成したテーブル本体のみでも使用はできますが、より安定した作業をするためにジグソーテーブルのガイドを作成していきます٩( ”ω” )و
木材で作る方が多いと思いますが、今回はテストを兼ねてアルミフレームを使用しました(ΦωΦ)
ちなみに前もって言っておきますが木材で作った方が遥かに安いですw
しかしアルミフレームは美観に優れ、機能的、かつ誰でも簡単に作ることができます!
簡潔にまとめると『金で解決!』ですw
それではいってみよう٩( ”ω” )و
主な使用材料
購入先と型番について
まずはメインとなる材料を紹介していきます!
前述の通り、メイン躯体は全てアルミフレームを使用しております(ΦωΦ)
購入先は毎度お馴染み『ミスミ』ですね~!
材料を説明する前に話が分かりやすいよう型番について説明させていただきます٩( ”ω” )و
今回使用するアルミフレームですが、『HFS6-3030』という型番の物を使用しております!
これは『材質等に基づいた本体の元となるコード』-『サイズ』で構成されており、上記の型番に当てはめると『HFS6』までが本体コード、『3030』が30×30mmサイズを表しております。
ですので品番としてはここまでが品番となり、これより先のコードは『長さ』や『加工』の指定コードになります!
この後、実際に紹介する『HFS6-3030-105-LMH-RMV』という型番を例にすると、『105』が長さ105mm、『LMH』は左側(LeftのL)にM穴加工(M)を水平方向(HorizontalのH)に加工する、『RMV』は右側(RightのR)に M穴加工(M)を 垂直方向(VerticalのV)に加工することを示しております(ΦωΦ)
これを知っておくと型番の意味が分かりますので便利ですよ!
材料紹介&型番
①HFS6-3030-450
これがベースとなるアルミフレームです!
②HFS6-3030-105-LMH-RMV
これが柱の部材となり、先ほどのベースに対して垂直方向に乗っかります!
③HFS6-3030-250-LTP
LTPは左側断面にタップ加工するという意味です(ΦωΦ)
この部材は柱の上に取り付ける形になります!
④HFS-3030-80
この部材は③の先っちょに取り付ける事になります(ΦωΦ)
⑤センタージョイント HMJ6
今回はこれを2つ使用しました!
⑥スクリュージョイント HCJ6
これは1箇所で使用!
⑦鍋屋バイテック プルクランプレバー LUDM-67-6X16-SG
このレバーは2つ購入しました(ΦωΦ)
主な使用材料としては以上となりますが、その他の細かい材料は作業工程で紹介させていただきます。
組み立て方
今回は『作る』というより『組み立てる』のほうが適当ですw
ということで早速組み立てていきましょう٩( ”ω” )و
まずはベースとなるアルミフレームに穴を開けていきます!
この穴は本体に取り付けたレールと接合するための穴となりますので、レールの幅に合わせて2箇所開けることになります!
本体編で説明した通り、電動工具を取り付けている天板のサイズが200×200mm、20mm幅のレールを取り付けているので、レールからレールの長さは220mmとなります(ΦωΦ)
穴から穴の間隔は220mmでOKなのですが、本体に対しての取り付け位置は任意となります。
今回は本体(500mm幅)に対して真ん中になるように、両サイド25mmずつ空けて取り付ける事にしました!
M6のボルトを通すので、6mmのドリルで穴開けしました!
次はいつも通りボルトナットを接着していきますが、ここで仕込みを一つ…
本体編の最後に設置した短いレールを活かすため、4mmの平行ピンとナットを接着します(ΦωΦ)
ちなみに使用ナットはM5サイズのナット(HNTT6-5)を使用してますよー!
今回は平行ピンの長さを変えて、20mm・25mmの2種類作ってみました!
これで下準備は完了しましたので、次は実際にアルミフレーム同士を接合します!
穴を開けたベースとなるアルミフレームに、柱となる長さ105mmのアルミフレームを接合するのですが、ここでセンタージョイントを使用します!
センタージョイントでの接続方法ですが、まずピンが凹んでいる向きを確認してください(ΦωΦ)
この凹みをベースの外側に向けて、ベース上部のレールに通します!
柱となるアルミフレームの加工穴に筒状の部品を差し込みます!
※筒状の部品の穴が上下方向に向く様に差し込んでください。
アルミフレームの加工穴は、この接続のためですね!
柱のアルミフレーム内に筒状部品が入った状態で、先にベースに通した部品に差し込みます!
これであとは外側に向いている穴にプルクランプレバーを取り付けるだけ!
レバーを緩めることで、ベースフレーム上を柱フレームが移動でき、任意の位置で固定ができます!
これは作戦成功!
動きも想定通りで非常に使い易いですね(ΦωΦ)
ちなみに筒状の部品にはイモネジが挿入されているので、プルクランプレバーを使用する際には取り外してから取り付けてくださいね!
逆にプルクランプレバーを使用せずとも六角レンチで良ければ固定は出来ますよ!
続いて同様の方法で柱の上部にアルミフレームを取り付けます!
柱のアルミフレームに筒状の部品、上部のアルミフレームには下面のレールに部品を通します!
んで上から差し込むだけ!
ここも同様にプルクランプレバーで固定します!
ここで注意点ですが、上部フレームには断面にタップ加工してあります!
このタップ加工を使って次のフレームを取り付けますので、これをテーブルの内側に向けて取り付けしてください!
※ちなみに自分は一度逆に取り付けましたw
ここまで終わりましたらテーブル本体に取り付けてみましょう٩( ”ω” )و
ベースと本体の取り付けは何となく色味を合わせた方が良いかなと思い、蝶ナットで取り付けておりますw
同様の理由でプルクランプレバーもグレーを注文しましたが、遊び心を加えるなら違う色でも良かったかもしれませんね…正直どーでもいいけどw
次は実際にジグソーブレードを保持するための金具を加工して取り付けしていきます!
使うのは長いL型の金具2本とステンレスのL型金具。
どちらもホムセンで購入しました(ΦωΦ)
これをこの様に組み合わせて使用します(ΦωΦ)
ステンレス金具のほうにはローラーを取り付けますが、このままでは幅の調整ができませんので、穴同士を繋ぐ加工をします!
加工と言ってもグラインダーで削るだけなんだけど…ステンレスだと少し時間が掛かってしまうので、できればステンレスでは無い方が良いです!
加工が楽だし、外で使用するわけではないので錆びの心配もない、そして安いのでステンレスの必要性を全く感じませんが、近くのホムセンに売ってなかったので、ガソリン消費して遠くのホムセン行くぐらいなら…とステンレスを購入しました(^^;)
グラインダーで削っている時は物凄く後悔しましたが…( ゚Д゚)
グラインダーで削る際、持ち手を作るために長いL型金具を先にボルトナットで固定しました!
本来、安全に作業するならば万力に固定するなどして、材料を手で持たないようにすると良いですよ!ローラーはフランジボルトで固定するので、ボルトが加工穴を左右に移動できればOKです!
それでは実際にローラーを取り付けていきます!
ローラーはΦ4×13mmのサイズを2個使用しました(ΦωΦ)
ローラーにフランジボルトを通し、ワッシャーを入れて金具に固定します!
フランジボルト ⇨ ローラー ⇨ ワッシャー ⇨ L型金具 ⇨ ワッシャー ⇨ ナット
このような順番で取り付けましたが、できればスプリングワッシャーを入れた方が良いかなーと思います(ΦωΦ)
今回はスプリングワッシャーが無くて取り付けられませんでしたが…(^^;)
そして今もそのままっていう…w
支障は出ていないけど、理想は
フランジボルト ⇨ ローラー ⇨ ワッシャー ⇨ L型金具 ⇨ ワッシャー ⇨ スプリングワッシャー ⇨ ナット
の方が良いかなー?って思います!
ローラーを取り付けたらアルミフレームに取り付けます!
取り付けには後入れナットを使用!
ローラーとローラーの間にジグソーブレードが挟まるように取り付けます!
後入れナットで取り付けた理由は、アルミフレームの端にキャップを取り付けるからですw
美観も良くなりますが、角でケガするのを防ぎます(ΦωΦ)
最後のアルミフレームを取り付けますが、ここでは違う接続方法を試します…
断面の加工穴にボルトを挿入し、これをレールに通します!
しかし、正直あまり良い物ではありませんでしたw
最初に説明したジョイントの方がオススメかな?
でもこっちの方が安いのでこれでもアリかなーとは思うけど…結果ガッチリと固定できたし!
注意点としては取り付けるアルミフレームには六角レンチで締め込むための穴を開けなければならないこと!
そして六角での締め込みだけでは不十分で、最後はフレームごと回転させて強く締め込む必要がありますw
いや、六角レンチのための穴は何だったんだ?っていう…w
この最後のフレームはジグソーを正面に取り付ける場合を想定して取り付けています(ΦωΦ)
アルミフレームの取り付け位置がテーブル本体に対して真ん中になるように六角レンチの穴を少しだけズラしました!
何はともあれ、とりあえずこれでジグソーテーブルは完成です٩( ”ω” )و
使ってみる!
使い方
使い方は超簡単!
プルクランプレバーや蝶ナットを緩めて、ジグソーブレードに無理なテンションがかからないようにローラーの位置を調整します!
この時にカットする材料に合わせて、ステンレスL型金具の高さも調整してあげると、とても安定してカット作業を楽しめます(ΦωΦ)
※高さ調整しないでカットすることも多いけどねw
レールの秘密
本体編で最後に取り付けたレールですが、ここには作業の途中で作成した、4mmの平行ピンを接着したナットを使用します!
もう一つレール上で固定するためのナットが必要なのですが、今回は余っていた『先入れロックナット』という物を使用してみました!
※いつも使う通常のレール用ナット+イモネジでもOKです。
まずはこのナットをレール上に固定します!
次に材料に4mmの穴を開けて、平行ピン付きのナットを差し込みます!
材料に挿したナットをレールに通して…
ピンを中心に回転しながらカット!
テストとはいえ木材が勿体無かったので、小さい板を使ったばっかりに例としてはショボいw
ですがしっかりとしたサークルカットが可能です(ΦωΦ)
最後に
ジグソーテーブルは作ってみると非常に便利で、なおかつ安全にカットできます!
そして何より『めちゃくちゃ楽しい』です٩( ”ω” )و
小学生の頃、学校の木工室で木を切ってたのを思い出す…懐かしい感じがしますw
今回紹介した方法は、DIYにしては少々金額が掛かってしまいますが、非常に見栄えが良く簡単ですので是非チャレンジしてみてください!
そして動画ではより詳しく説明しておりますので是非ご覧ください(ΦωΦ)
また、動画内で紹介している『スピードコントローラー』の作り方につきましては次回説明させていただきます٩( ”ω” )و
今日はここまで!
それではまた!
コメント