はいどーもストロクです٩( ”ω” )و
今回はWORKPROの電動工具「ランダムサンダー」と「ジグソー」を紹介していきたいと思う。
安くても使えるの?とか
耐久性はどうなのか?等
色々気になる部分も多かったが、使用開始してから約半年が経過したので改めてレビューしてみる。
それではいってみよーう。
WORKPRO 300Wランダムサンダー
いかにも中華にありがちなパッケージだが、ここに金をかけられても困るのでこれでいい。
これはむしろしっかりしすぎているパッケージかもしれない。
中を開けるとこんな感じ。
見た目はチープと言えばチープだが、ゴム製のグリップにもなっているし及第点。
こちらもチープ感は満載だが集塵機能まで付いている。
サンドペーパーが20枚付属しているのも嬉しいポイント。
サンドペーパーの番手は
・60番手:4枚
・80番手:4枚
・100番手:4枚
・180番手:4枚
・240番手:4枚
5種類が4枚ずつ付属しているので、とりあえずは困らない感じ。
もちろん市販されている物も適合する。
※以下の様にマジックシートになっている物を選ぼう。
使い方は説明するまでもなく、マジックテープ式のサンドペーパーを底面に貼り付けてスイッチONにするだけ!
ON・OFFスイッチには防塵のためかビニール製のカバーが付いている。
ちょっと押しづらさはあるが、この細かな配慮は◎。
側面には速度調節ダイヤルもある。
無段階なのでスルスル動く感じで、最後の「6」だけカチッと止まる。
仕様によると無負荷回転数は7,000~13,000rpmらしい。
そもそもランダムサンダーって何ぞや?
ここで「ランダムサンダー」について軽く説明しておこうと思う。
まず自分がこれまで愛用していたのは「オービタルサンダー」と呼ばれるものだ。
偏心運動をするように振動する+自分でサンダーを動かすことで材を研磨する電動工具。
「オービタル」とは「軌道の…」や「環状の…」という意味。
言い換えると「偏心運動」とも取れなくもないが、ぶっちゃけ意味がちょっとズレている気がするのは自分だけ?w
別名「仕上げサンダー」とも呼ばれていて、削りすぎない事が一つの特徴であり長所でもある。
逆にスピーディーに研磨するのはちょい苦手。
自分でサンダーを動かさずに留めておいた場合…
こんな感じで削れる↓
よーく見ると細かい円が複数あるのが分かるだろうか?
自分で動かしてこそ研磨されるような仕組みなので、落書きが消えていない時点でそもそもあまり削れていないのだが、細かい円が複数あるのが確認できる。
次に今回紹介するランダムサンダーを見ていく。
ランダムサンダーは偏心運動をするように振動する+底面が回転することで材を研磨する電動工具。
前述したオービタルサンダーとは違い、自分で動かすという要素が無くても勝手に削れる。
同様に自分でサンダーを動かさずに留めておいた場合…
こんな感じで削れる↓
くっきりと円状に削れているのが分かると思う。
このように自動的に2つの動きを行うため、別名「ダブルアクション」とも呼ばれる。
ランダムサンダーは研磨力が高いが、その場に留めておいてもガンガン削れるため、
必ず動かしながら使用する事。
実はオービタルサンダーでも同じことが言えるのだが、個人的には少し意味合いが違うと思っている。
オービタルサンダー ⇒ 自分で動かさないと削れないから
ランダムサンダー ⇒ 材の平面性が失われてしまうから
もちろんオービタルサンダーも動かさなければ多少の平面性は失われる。
しかしながら動かさなければあまり削れないので軽傷で済む。
これが仕上げサンダーと呼ばれる所以だろう。
逆にランダムサンダーは研磨力が高く、作業スピードが格段に速くなる。
細かい番手のサンドペーパーを使ったり、回転スピードを遅くすることで研磨力はコントロールできるので、前述した特性を理解すれば仕上げに使うことも全然可能。
使用感と総評
残りの落書きを消してみたところ…
あっという間に綺麗になる!
そしてチープだと思っていた集塵機能が優秀!
実は小さなフィルターもしっかり入っていて、BOSCHのオービタルサンダーと集塵機能は変わらなかった…値段は倍ぐらい違うのに。。
基本性能をバッチリ抑えた上、パワーも十分。
それなのにタイムセール時には3,980円で買えるというかなりの高コスパ神アイテム!
半年経った今でも元気に稼働しているので暫くはこれで大丈夫そうな感じ。
バッテリータイプしか使わん!っていう人以外には非常にオススメできる良品かと。
Amazonのレビューで振動や音が凄いということで低評価レビューをしている方もいるけれど、自分はそこまで感じないかな?
作業小屋で使用しているからなのか、正直BOSCHとあまり変わらんです。
とはいえサンダー系は基本うるさいので、音が反響するような環境で使用すると特にうるさく感じるかもしれません。
何度も言うようだけど性能を考えると金額が破格すぎるので、特にサンダーを初めて購入しようと考えている方、最初の1台という方にはBOSCHよりこっちをオススメします。
WORKPRO 600Wジグソー
ランダムサンダーとは違い、こっちは段ボール色ではなく黄色味がかった超豪華パッケージ。
これは超高級品の予感しかしない。
うううー
うりゃ~!!
…。
中身はいつも通り地球に優しいエコ梱包だったのは言うまでもない。
本体はランダムサンダーと同じカラーリングだが、ベースはなんとアルミベース!
この価格でまたWORKPROがやってくれた!
と歓喜したのも束の間…
ベースが湾曲してる( ゚Д゚)
正直もうこの時点で初心者にはオススメしない。
初心者の方にオススメする条件として、「できるだけ安くて使える高コスパな品」をオススメするように心掛けているが、そのまま使えないんじゃ話にならん。
確かに安くて高コスパかもしれないが…
とりあえずベースの湾曲補正に関しては後述することにするw
その他の部分は普通のジグソーの機能がしっかり備わっており、集塵機能もあるし…
ブロワー機能・オービタル機構も付いている。
速度調整ダイヤルが上部にあって操作がしやすいのも◎
ストローク数は800~3,000/min
速度ダイヤル「6」は怖くて使えないレベルで速いw
そして何といっても優秀なのがブレードの挿し込み口!
レバータイプになっており、レバーを捻って ⇒ ブレードを挿して ⇒ 離すだけ!
切断ガイドの挿し込み口は安物御用達の六角レンチで留めるタイプ。
ここは必要であればレバータイプに交換しても良さそう。
その他、切断ガイドとジグソーブレードが7本付属しているのでとりあえずの使用には困らない。
使ってみる
使用感に関しては良くも悪くも至って「普通」。
この機種の価格を考えると普通と言うのは最大の誉め言葉かもしれない。
届いたままの状態で切り口が90度に近かったのも好印象。
とはいえ刃の角度に関しては調整ができるのでどっちでも良いんだけどw
もちろん45度カットなんかも普通に可能。
ただしベースに湾曲がある状態だと、材の端を落とす際は著しく角度がズレることになる。
ってことで修正しようそうしよう。
ベースの湾曲補正
ベースのプラスチック部分は容易に外れるので、湾曲具合を整えることができれば十分使えるものにはなる。手間はかかるけど。
まずはプラスチック部分を取り外し大まかに削る。
今回の場合は両サイドが張り出している状態だったので両サイドを削ることを意識。
ある程度削れたらアルミベースに戻す。
そして平面が出ている固い物(今回はスコヤを使用)にヤスリを貼り付ける。
あとはしっかり平面が出るようにゴリゴリ削っていく。
この時にデジタル角度計なんかがあると数値を確認しながら削ることが可能。
無い場合は時々平面に置いてみて全体のバランスを確認しながら削ると良い。
この個体に限っての話になってしまうが、両端が張り出して真ん中が凹んでいた状態だったので、完成形は真ん中のプラスチック部分が盛り上がることになる。
これでやっとコイツは使える子になります・・・
総評
正直、自分はこの機種があることで非常に助かっている。
理由は1台しか持っていなかった唯一のジグソーを「ジグソーテーブル」で使っているからだ。
テーブルではなく普通に使用したいシーンはどうしてもある。
そんな時にいちいち取り外して使用することが億劫になって、ジグソーで切ることが最善なのに選択肢から外してしまう。
コイツが我が家にやってきてからはそんな不便が無くなり、ジグソーの使用率が上がった。
そしてこの価格でスチールではなくアルミベースなのはやはり魅力だろう。
今となってはコスパは高いと思う事ができる。
しかし人に薦めるとなると話は別。
まともに使用するまでにひと手間が必要だし、そもそもそのまま使用できないのは如何な物かと思う。
自分の感情をまとめるとこうだ。
DIY初心者の方:安いけどそのまま使用できないので敷居が高い。よってオススメしない。
中級者以上の方:ベースの修正はできるだろうけどメイン機としての購入は絶対に満足しない。サブならアリ。
ということでオススメできるのは「中級者以上の方」で価格が手頃な「サブ機を求めてる方」という、かなり限定的な感じになってしまう。
でもAmazonレビューを見てみるとそこまで評価は悪くないんだよなぁ。何故だ。。
安い時は4,000円で買えるので気になった方は覗いてみて下され。
今日はここまで!
それではまたっ!
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